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■『2004国際福祉機器展』
・ 開催期間 : 2004年10月13日(水)-15(金)
・ 会 場 : 東京ビッグサイト(有明)
【会場:東京ビッグサイト】
今年31回の国際福祉機器展は、『老人と障害者の自立のための』をモットーに、世界15カ国640社の最新の福祉機器が総合展示されました。
入場する際には、5×7センチぐらいの業種別のシールが渡され、自分の洋服に貼って会場内へと入場します。
【区分シール:建築・設計は青、ちなみに一般の方はベージュでした】
会場内は、福祉機器別にゾーン展示され、広い会場を少しでも歩きやすく、過ごしやすくと配慮されていたようです。・・・が、実際には、人混みの中を、車いす利用の方が通行するには少し狭い通路もありました。
福祉・医療関係の方をはじめ、建築関係、販売関係、一般の方や学生さんらでいっぱいでした。福祉への関心の高さが、あらためて感じられました。
期間中は、機器の展示の他に、セミナーやシンポジウムが行われたり、「福祉機器・リハビリ相談コーナー」が設置されていました。
【会場案内図】クリックすると拡大します→
■展示ゾーン
【ベッド用品】 【移動機器(リフト・車イス)】 【福祉車両】
【在宅・施設サービス経営情報システム】
【建築・住宅・施設用設備】 【情報(出版物)】
【コミュニケーション機器】 【おむつ用品】 【トイレ用品】
【入浴用品】 【常生活用品】
■会場内の一部紹介(ほんの一部分です)
・写真上3枚−浴室手すり、多機能シャワー、介護浴槽等(身体も心もリフレッシュ)
・写真下左−すっきりとして洗練された空間にトイレがありました(アームレスト付きでした)
・写真下右−シンク下が開放され車イスの方が利用しやすい高さのキッチン
・写真左−手すり兼腰掛け(イスの部分は折りたためます)
・写真中−一人用室内エレベータ(後付が可能な上、設置場所が畳半畳ほど)
・写真右−空間手すり(床と天井の間にポールを設置し、使いやすい位置に
手すりを取り付けできます)
・写真左−布団用電動起きあがり(・・・電動ベッドのような感じです)
・写真右−リビングで、ソファのようにくつろげそうな車イス
・写真左−展示用車いす(・・・大人用サイズの『本物』もありました)
・写真中−浴室用イス(種類も豊富です)
・写真右−子供用室内イス(転倒防止用のパットがついています)
身体の障害は、個人個人でその症状が違うため、このような展示会で数多くの福祉機器を見たり、体験したことを通して、お客様から相談を受けた時に、少しでもその方の症状にあった住まい・環境をご提案できるようであればいいなと思いました。
また、福祉用品・用具は、機能性や利便性だけではなく、デザイン性もかなり向上してきています。色やデザインも考慮しながら選ぶことができるのは、使う人に取って選択の幅が広がり、時には、「選ぶ喜び」、心のケアにも繋がるのではないでしょうか・・・
■カタログ購入
・2004年度版 福祉機器カタログ
・福祉機器選び方・使い方 |
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