構造設計1級建築士とは
 平成18年12月20日に公布された新建築士法では、構造設計一級建築士制度が創設され、一定規模以上の建築物の構造設計については、構造設計一級建築士が自ら設計を行うか若しくは構造設計一級建築士に構造関係規定への適合性の確認を受けることが義務付けられることとなりました。
 構造設計一級建築士の資格を取得するには、原則として、一級建築士として5年以上構造設計の業務に従事した後、国土交通大臣の登録を受けた登録講習機関が行う講習の課程を修了することとされており、新建築士法の施行前においてもその実施が認められている(いわゆる「みなし講習」)ところです。(改正法の施行は平成20年11月28日)

(財)建築技術教育普及センターより

具体的には鉄骨造4階建て以上RC20Mを超える場合、木造3階立て軒高9M、高さ13Mを超える場合など、これらが構造1級建築士が関与しなければならない設計となる。その時期は平成20年11月28日から平成21年5月27日までである。それ以後は構造1級建築士が関与しなければ建築確認は受理されません。もちろん工事もできないことになります。